どうも。救急ER看護師のキムショーです。
今日もメモリアルロマン飛行の続き。
イタリア再入国編…どうぞ!
ガタンゴトン…ガタンゴトン…
私は列車に揺られ、心揺らめいていた。
そう!あの!
「花の都」フィレンツェ
に行こうと、寝台列車に揺られること8時間。
てかね…この寝台列車、ベッドとベッド、そしてベッドと天井の感覚狭すぎ!
とりあえず三段ベッドの一番上だったんだけどね、寝返りうとうとしたら、体挟まって45度寝返りうったところでベッドと天井の間にハマって身動きできなくなる…みたいな。
寝れん。
見事に寝れん。
寝れるかー!!
…と思いきや、
下2段の外人たち、いびきガーガーかいて寝とるげな。
余計に下の外人どもうるさくて、寝れんげな。
そんな寝不足の朝6時。
着きましたよ。
「花の都」フィレンツェ
街全体が美術館といわれているほどに美しい街。
その歴史はエトルリアの時代にさかのぼるのだが、世界史の表舞台に出たのは、結局のところルネッサンス時代だったのだ。(私は何が言いたいのだろうか!?)
とりあえず、バスでミケランジェロが祭られている丘の上の公園に向かってみる。
朝で誰もおらん。
ラッキーすぎる。
そして丘の上の公園から見る風景…やばし。
この風景を独り占めはやばし。
どんな高級料理を食べるより、
どんな高級車を乗り回すより、
今私は誰よりも高級感を味わってる。
そんな気分だった…。
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ということで今日は人気のイタリア・フィレンツェについてツラツラ綴っていこうと思う。世界遺産の宝庫であるイタリア、その中でも芸術の都として人気が高いフィレンツェ。旧市街はとても小さく、見所がギュッと固まっていて周りやすいのも人気の1つの理由だろう。しかし見所があり過ぎて(汗)短時間でどう周れば良いか?悩む方も多いのではないだろうか。そこで私が、改めて「いいなぁ」と思ったスポットをここに綴れたらと思う。これからフィレンツェに旅行に行く人たちにとって少しでもお役に立てれば、これ幸いである。それではご覧あれ!どうぞ!
- 共通パスを利用してフィレンツェのシンボル「ドゥオモ」をまわろう!
- フィレンツェ人のソウルフード「ランプレドット」と食べよう!
- もう1つのフィレンツェシンボル「ヴェッキオ橋」を見て散策しよう!
- 締めくくりはミケランジェロ広場からの絶景を堪能しよう!
- まとめ
共通パスを利用してフィレンツェのシンボル「ドゥオモ」をまわろう!
フィレンツェと言えば、やはり「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオモ)」である!
近年、18ユーロで大聖堂・洗礼堂・クーポラ・鐘楼・地下礼拝堂・付属博物館の6つの施設が利用できる「ドゥオモ共通パス」ができたので、これを有効活用してみよう!
パスは72時間有効だが、滞在が1日なら見る施設を絞ってまわろう!
クーポラは予約必須になってくるが、あとは当日の状況次第である。地下礼拝堂・洗礼堂・鐘楼はたいていササっと入れるが、大聖堂と付属博物館は並んで待つこともありうる。オープン直後を狙うのもひとつの手なので、各施設の開館時間をチェックしてスケジューリングしよう!
何度も言うが、絶対はずせないのはやっぱり大聖堂。大理石で華やかに彩られたファサードとは裏腹に、中の装飾は一見地味だが、床の緻密なモザイクやクーポラ内側のフレスコ画にはついつい目を奪われてしまう。
地下礼拝堂の入り口は大聖堂の中にあるので、興味のある人は大聖堂の前後に是非どうぞ!
クーポラか鐘楼にも是非登ってみてほしい。400段以上の階段を登るのは体力がいるが、上から見下ろすフィレンツェの絶景は、疲れも吹っ飛ぶ美しさである!
レプッブリカ広場、ヴェッキオ宮殿、サンタ・クローチェ教会などの観光ポイントも上から見下ろすことができ、街の大きさや距離感をつかむことができるのだ!
フィレンツェ人のソウルフード「ランプレドット」と食べよう!
ランプレドットは牛の4番目の胃袋で、フィレンツェ人が心から愛するソウルフードなのだ。香味野菜で煮込んだものを、グリーンソースと合わせて食べるのが定番である。街中のいたる所にランプレドット屋台があるので探すのに苦労はないだろう。
おすすめは「Da’ Vinattieri」という店。ドゥオモとシニョーリア広場の間に店を構えており、とても便利な場所にある。プラス店員さんもとてもフレンドリーなので気楽に行けるのだ。さらにこの店の嬉しいところは、ランプレドット以外のパニーノメニューも充実していること!スキアッチャータと呼ばれる塩の効いたフォカッチャのパニーノは、具もバラエティに富んでいる。ドア横に英語併記のメニューもあり、番号で注文もできるので、語学に自信がない人でも心配なし!一度是非足を運んでみては!?
もう1つのフィレンツェシンボル「ヴェッキオ橋」を見て散策しよう!
ヴェッキオ橋…その名の通りフィレンツェで一番古い橋で、橋の上には宝飾店がズラリと並んでいる。
ヴェッキオ橋を通り過ぎて川沿いを歩き、次のサンタ・トリニタ橋で右折すれば、フェラガモやグッチの本店が並ぶブランド通り=トルナブォー二通りに出る。ブランドに興味がある人もない人も、美しいショーウィンドゥを見るだけで楽しめる。もうワクワクが止まらないだろう。
締めくくりはミケランジェロ広場からの絶景を堪能しよう!
絶景ポイントで有名なミケランジェロ広場へは、駅から12番のバスに乗って行こう。広場のテラスから眺めた後は、階段をくだってテラスへ行くのもいい。テラスには、カフェテラスや有料トイレがある。
さらに時間がある人は、ミケランジェロ広場より1つ手前のバス停で先に降りて、サン・ミニアート・モンテ教会へ行ってみよう。更に高みからの絶景や教会内部のモザイクも美しく、併設のショップでお土産も買えるのだ。
夜まで時間のある方は、ミケランジェロ広場から徒歩でくだって旧市街まで戻ってみよう。真下にあるサン・ニッコロ地区は、下町情緒が残りつつも新しいお店も出てきたトレンド地区。
ワイン好きの人はサン・ニッコロ門より外のエノテカ「Fuori Porta」でワインメインの軽い食事を!
トスカーナ郷土料理を食べたい人は、門から直進した「Osteria Antica Mescita San Niccolo’」がおすすめである。
両方ともランチタイムから休みなしでOPENしているので早めの夕食が楽しめる。
残念ながら時間のない人は、ミケランジェロ広場から今度は13番のバスで駅へ戻ろう。
まとめ
とにかくギュギュっと詰まった街・フェレンツェ。イタリアはいくつも見たい街があるからこそ、フェレンツェ1日滞在の旅行者は多いのでは?しかしフェレンツェ、されどフェレンツェ。魅力が詰まりに詰まっているので、スケジューリングをしっかり整え後悔のないように見るべきポイントは全て見てほしい。
これからフェレンツェに旅行を予定している人たちにとって、この記事が少しでも役に立てたのなら、これ幸いである。
ではでは、芸術の街・フェレンツェを堪能してきてね♪
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私はミケランジェロ広場からフェレンツェを一望した。
建物の屋根は全部赤いし、まるで映画観てる感覚。
てか、家とか道とか橋とかに命賭けすぎだろ、おまえらっ!
全てが全てイチイチ彫刻加減がすごいこと山の如し。
それに加えて、イタリア人の尻軽さときたらフワフワ軽いこと川の如し。
イタリアーノの若者達は道行く女の子に100%声掛けていたのだった。
…まぁそんなことはどうでもいい。
とにかく感動したのはフィレンツェのドゥオーモだった。
もうこの感動は言葉では言い表せない…
やっぱりイタリアいいなぁ。好きだなぁ。
そしてヴェッキオ橋。
やはり
『冷静と情熱の間…』
を思い出すなぁ。
映画にもなったけど、映画よりも本のほうに、私は素敵な思い出がある。
本は青と赤があるのだが、これから読む人は是非、赤の後に青を読んでくれ。
うーん。あの頃、私は必死に恋に恋焦がれ、見えないものを必死に追いかけていた。
そう、竹ノ内豊のように。
…。
少し話が脱線したが、ミラノとはまた違うフェレンツェという街。
最高だった!
ありがとうフィレンツェ!
またくるよフェレンツェ!
そしてこの後に私は南下してローマへと向かうのだが…
まさか由緒正しきローマの街にて、アメリカ人のスナイパーと一戦交える事になるとは…それはまた別のお話(嘘)
To Be Continued・・・