看護師キムショー旅行記 ~放浪記から派生する役立ち情報~

看護師キムショーが自身のバックパカー旅行から学んだ役立つ知識や看護師として培ってきた役立つ知識をマルっといろいろな視点からお届けしていくブログです。どうぞ宜しくお願いします。

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メモリアルロマン飛行32~アジアの純真編~ 【付録】東南アジアが人気ある理由につてい徹底解説!

どうも。救急ER看護師のキムショーです。

 今日もメモリアルロマン飛行の続き…

  

ギリシャにて…

「また日本で会おうな!」

と、3人は肩を組み、さよならをする。

広島出身のユリとユウコはこのままヨーロッパの旅を続けるらしい。

そして私はこの日にアジア行きの飛行機を予約していたため、2人とは根性の別れ。

 

後日3人で大阪で再会することは、この時、誰も知る由もなかったが…

さよなら!そしてまた会おう!

と、私はタイ行きの航空券を握り締め、飛行機に乗り込んだ。

 

ヨーロッパ、いろいろあったなぁ。

そんな思い出を噛み締めながら、いつの間にか眠りこける。

 

夢を見た。

エーゲ海の上でボートにゆらゆら揺られている夢だ。

両脇には鼻高々の金髪ヨーロピアン姉さんが私に寄りかかってくるではないか!

これは夢なのか?現実なのか?とにかくドリームだ!ヨーロピアンドリームだ!

 ついに私は大金を手にし、ヨーロッパに家を建て、毎日美女に囲まれながら、海でサーフィンして、バカンスに明け暮れる日々を過ごしている。経済界にも大きなパイプを持ち、ヨーロッパの政界でさえも私の合図ひとつで右にも左にも…

 

お客様!お客様!

CAに声を掛けられた私。

気がつくと飛行機の小窓からまったくヨーロッパのヨの字さえも感じられない景色が広がっていた。

 

なんだこれは!ここはどこだ?

なんだか全体的にモワっとしてる。

ヨーロッパでは乾燥系の植物ばかりでスカっとした感じだったが…

ここは熱帯雨林的なシゲシゲとしたシダ植物ばかり。

空も灰色のモクモク雲。見るからに湿気がすごそう。

変な…嫌な予感しかしなかった。

そして予感は的中。

空港から外に出た瞬間からモワっとしている。そして空気が悪い。なんか目の前が常にモヤがかかってるような。

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初・東南アジア。初・タイ。

私が想像していた東南アジアとは全然違う100%ホンモノの東南アジア。

これがタイか…これなら…こんなことなら…ヨーロッパにとどまっていればよかった。

と、いきなり後悔の嵐。

まぁ考えても仕方がない。行くか!

そして私はバンコクを目指す。

バックパッカーの聖地・カオサン通りを!

 

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ということで、今日は東南アジア旅行が日本人にとって人気がある理由についてツラツラ綴っていこうと思う。

「次の年末年始休みはどこに行こう」「海外旅行に行きたいけど、ヨーロッパは時間もお金もかかるし…。」長期の休みに、手軽に海外旅行を楽しみたい!そんな人たちにおすすめな旅行先が、東南アジアになってくるのだ。正直、どの国も日本から数時間で行ける上に物価も安い!さらに美味しい食べ物も多い!魅力が満載なのである。この情報がこれから東南アジアへ旅立つ人にとって少しでもお役に立てればこれ幸いである。ではご覧あれ、どうぞ!

旅行で東南アジアがおすすめな理由

そもそも、「東南アジア」とは…

インドネシア
カンボジア
シンガポール
タイ
フィリピン
ブルネイ
ベトナム
マレーシア
ミャンマー
ラオス

を指している…という認識である。では、なぜ海外旅行で東南アジア旅行がおすすめなのか。アクセスや物価、治安などを踏まえて、東南アジア旅行の4つの魅力を説明していこうと思う。

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〔魅力1〕日本からLCCで気軽に行ける!

タイやベトナム、マレーシアなどの東南アジア諸国には、日本の主要大都市から直通便が飛んでいることが多く、6時間~7時間程度で行ける気軽さも魅力的である。長くても1週間程度の休みしか取れないことが多い会社員の場合、ヨーロッパやアメリカよりも現地の滞在時間を増やせるのは嬉しいところである。また、東京や大阪在住の人なら、LCC(格安航空会社)も活用できるところが良い。例えば、タイであれば関西国際空港から「ピーチアビエーション」の直通便に乗れば、6時間程度で首都のバンコクに到着できる。さらに料金もお手頃で、平日のキャンペーン期間であればなんと片道1万円以下のチケットも!これは魅力のひとつではなかろうか!?

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〔魅力2〕物価が安い!

日本では考えられないほど物価が安い東南アジアの国々。最近では昔ほど安くはないが、そうであっても国や都市によっては1泊5000円(ペアの場合)も出せば、3つ星ホテルに泊まれることもあるのだ。また、レストランだけでなく屋台料理ならば、1食100円程度で本場の現地料理が食べられることも多い。他にもマッサージやお洒落な雑貨など、安く多くを楽しめる東南アジア…航空券代を差し引いても国内で近隣に温泉旅行をするより、安く楽しめる可能性を秘めている。ただし、シンガポールだけは日本よりも物価が高いので、安さを求める場合は他の国を選んだ方が良いだろう。

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〔魅力3〕治安が良く親日な人が多い!

「東南アジアって治安が悪いのでは?」と誤解している人は少なくはないだろう。しかし東南アジアは一部都市や地域を除いて、総じて親日で治安がいいのだ。それもおすすめポイントのひとつである。歩いている最中に、いきなり強盗やスリに遭うことは現代ではほとんどないのではなかろうか。

〔魅力4〕食事が日本人の口にマッチする!

美味しい料理も東南アジアの魅力のひとつである。米食が多いことや、近年日本で流行を呼んでいるパクチーを始めとするスパイシーな味付けは、多くの日本人を虜にすること間違いないだろう。特にマレーシアやシンガポールはインド系、中華系の人種も多く住んでいるので料理の種類も多彩でおすすめである。

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東南アジア旅行の予備知識

東南アジアへの旅行計画を立てる際に気になるポイントの1つとして、「予算」の問題があると思う。当然、行き先によって物価も航空券代も異なってくるので、あくまで目安と考えてほしいが、おおまかにどの程度の金額がかかるか紹介していきたい。

航空券代は1万円台前半~3万円程度!

予算でもかなりの部分を占めるのが往復の航空券代だろう。幸い東南アジア諸国にはLCCが就航していることが多いので、ヨーロッパやアメリカと比べるとかなり安く済むだろう。LCCは繁忙期か閑散期かでかなり航空券代に差が出るのだが、キャンペーン価格であれば1万円台前半、年末年始やゴールデンウィークといった繁忙期なら3万円台後半程度と考えていいだろう。

食事代は100円から!

物価が安い東南アジアでの食事代は、総じて安く済む。屋台料理であれば100円台前半から、綺麗なレストランであっても700円~1000円程度で食べられるのだ。ただ東南アジアでも群を抜いて物価が高いシンガポールだけは日本と同程度かそれ以上の価格になることが多い。これには気をつけよう!

宿泊費は1泊500円から!

宿泊費も総じて安いのが、東南アジアの特長である。ゲストハウス(格安宿)であれば1泊500円~という激安価格で泊まるのだ。1人でバックパッカーするのならそれで十分だろう。さらに中流以上のホテルでも、4,000円~5,000円(シングル)程度で泊まれる。ファミリーで泊まるとしても激安価格である!

 

東南アジアでの注意点

治安が良い国が多い東南アジア諸国ではあるが、それはあくまで世界レベルで見た場合の話だ。やはりどうしても日本に比べると治安は悪いと言えるだろう。ここからは、東南アジア旅行にあたって注意すべき点をいくつか挙げていくので、参考にして頂き安全に旅を楽しんでもらえると、これ幸いである。

タイでは「電子タバコ」は禁止!違反すると重い罰金も…

アイコスやgloといった「電子タバコ」が日本では徐々にシェアを広げているが、タイでは電子タバコは禁止されているのだ。
アイコスをタイへ持ち込み、4万バーツ(約14万3000円)の罰金を払った例もある。例えアイコスを吸わずに所持しているだけでも違反となり、最高で10年の懲役、または最高50万バーツ(約180万円)の罰金のいずれかが科されるという日本では考えられない法律があるのだ。とは言え、現実的には懲役はなく罰金のみというケースが大半らしい。それでも、日本円で22万バーツ(80万円近く)の罰金を払ったというケースも報じられている。
とにかく愛煙家はタイ旅行に気をつけよう。

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屋台料理は安くて美味しいが食当たりには注意しよう!

東南アジア諸国では路上の至るところに食事ができる屋台が営業している。タイではガパオライス、ベトナムではフォーなどその国の名物グルメを、地元の雰囲気を感じながらロープライスで食べられるとあって、是非とも訪れたいところである。

しかし、レストランに比べると衛生面では不安が残ることは間違いない。お腹が強くない方は無難に中級以上のレストランを選ぶのがベターだろう。とは言いつつも、私は屋台好きなのでついつい屋台に行ってしまうのだが…腹痛経験は今のところゼロである(笑)また、水道水についても煮沸しないで飲むのはおすすめはしない。さすがの私も水だけはスーパーやコンビニで入手して飲んでいた(汗)

つまるところ、タイやマレーシアの一部は昔と比べると衛生面も随分改善されてはきているが、まだまだ不安が残る点もあるので、十分注意する必要があるのかもしれない。

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タクシーやお土産屋の客引きに注意!

タクシーやトゥクトゥクの運転手、お土産屋の客引きには注意が必要である。相場よりはるかに高い金額を吹っかけてくることが多いので、事前にインターネットやガイドブックで相場を調べておこう。また、タクシーに関してはメーターを回さずに後で高額な運賃を請求するケースも多いため、特に注意が必要である。

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まとめ

さて、いかがだっただろうか。ここまで東南アジアの魅力を私なりの解釈で伝えてきたが、ご興味を持っていただけたであろうか?
東南アジアはフランスやイタリアなどのヨーロッパと比べても治安が良く、海外旅行初心者でも安心して楽しめる地域だ。チャンスがあれば、長期休みでLCCのチケットを予約し、エスニック文化に触れてみてはどうだろうか?

また、海外旅行の際には、ぜひカメラをレンタルして持って行ってみてはいかがだろうか。カメラがなくても携帯電話でも良い。せっかくの旅行なので、日本とはまた違うきれいな景色写真を思い出に残すことをおすすめする!

  

  

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カオサン通りを目指す私は早速バスに乗りこむ。

しかし、なんだかヨーロッパと全く勝手が違う。

とにかく匂いがアジアの匂い。独特の匂い。

まわりが全員うさんくさい。

私が日本人なせいか、すごくジロジロ見てきやがる。

しかしオドオドしてたら余計にカモにされるはず。

私は異国の地で睨みをきかせながらバスに乗り込む。

あとはとにかくこのままカオサン通りまでバスが無事到着するのをひたすら待つのみ。

しかしながら風景がまるで違う。

ボロボロの家が列をなしている。

物乞いしてる人が平気でいる。

裸足の人が舗装されていない道路を平気で歩いている。

空気もジメっとしている。

これがタイなのか…


景色を眺めていると、あっという間に目的地のカオサン通りに着いた。

ひとまず観光案内所で安宿を探す。

えっと…えっと…

ギョッ!!

めちゃめちゃ安い!!

ヨーロッパの三分の一ほどの宿泊料。

これは金が浮く!

私はとにかく安いホテル(一泊300円くらいのホテル)に決めて、案内してもらった。

いよいよ。私の旅、第2章が始まるのだ!

ヨーロッパとは何もかも真逆だが…私の胸はドキドキしていた。

そして新たな旅が始まるのだった。

 

次回、カオサンの黒歴史に立ち向かうキムショー!そして立ちはだかる黒い影たち。キムショーの運命や如何に!?乞うご期待…

 

 

 To Be Continued・・・