看護師キムショー旅行記 ~放浪記から派生する役立ち情報~

看護師キムショーが自身のバックパカー旅行から学んだ役立つ知識や看護師として培ってきた役立つ知識をマルっといろいろな視点からお届けしていくブログです。どうぞ宜しくお願いします。

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メモリアルロマン飛行33~カオサン激安の落とし穴編~ 【付録】タイのホテル事情を徹底解説!

どうも。救急ER看護師のキムショーです。

今日もメモリアルロマン飛行の続き…

  

私はカオサン通りの観光案内所にて紹介された激安ホテル(一泊300円)へと足を運んだ。通りからはそう離れていなく、利便性はいい。これで300円なんて最高ではないか!と、部屋でくつろぐ。眠い…

 

ひとまず眠気を覚ますためにシャワーでも入るか。

私は服を脱ぎ捨てそそくさとシャワーへ。

蛇口をひねる。

 

ウヒャーーー!!

 

お湯レベルマックスにしても、そのシャワーは水しか出てこない。

こんなん冷たすぎて入れるかっ!

 

と、プンプンしながらタオルで体拭いてると…

 

ブーーン…

ブーーン…

なんか聞こえる。

 

ブーーン…

ブーーン…

ん?ん?

 

目をこすってよくよく見てみると…

大量の蚊が部屋の中をブンブン飛び回ってるではないか!

 

最悪だ…最悪の部屋だ…だから300円なのか。

ダメだ。ヨーロッパからの移動で疲れきったこの体を癒せる部屋ではない…

仕方なくフロントに行って、私はお湯が出る他の部屋は空いていないか聞く。

フロント「空いてないねー。」

私「じゃあ泊まるならあの部屋しかないの?」

フロント「そうなるねー」

私「うーん。さすがにあの部屋はきついから…じゃあホテルキャンセルしてもいい?」

フロント「いいよ。じゃあ300円ね。」

 

へ!?金とられるのか!!うーん…そりゃとられるわなー。しかし納得いかない。滞在時間30分で一泊料金ぶん。うぅぅーー…東南アジア初日からツイてない。

 

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ということで、今日はタイでの宿泊先で必ず確認しておくべきホテルやゲストハウス事情を紹介していけたらと思う。タイは安宿から高級ホテルまで幅広いが、どちらにせよ日本人の常識が通じないところが多いのだ。できるだけ失敗しないためにも準備を整えておくことが重要である。これからタイに訪れる人たちにとってこの記事が参考になれば、これ幸いである。それではどうぞ、ご覧あれ!

トイレでの注意点!

タイの公共トイレには基本的にトイレットペーパーが設置されていない。大抵の場合、自分で持参したティッシュでおしりを拭いた後にそれをそのままゴミ箱に捨てるケースがほとんどである。この慣習に耐えられるか否かはさほど問題ではなく、衛生的に健康的かどうかが重要になってくるのである。やはりせっかくの海外旅行に飛び立つのであれば、心身ともにBESTな状態で楽しみたいのは誰もが思うことであろう。そういう意味でも専用トイレが付いたホテルの部屋であれば1日1ロールぶんのトイレットペーパーが予め用意されているため安心である。翌日には新たなトイレットペーパーが支給されていることがほとんどなので安心して旅を楽しめるであろう。ちなみにゲストハウスの場合はトイレットペーパーが無かったり、配管が狭すぎて使用済みの紙が流れないことが多々あるので注意が必要である。潔癖症の人には耐え難いかもしれないが、そういうタイの文化も含めて旅を楽しめたら最高である。あと、知っておいてほしいのは、タイでは日本のようにウォシュレットがあるのではなく、ホースが設置されていることが多い。そのホースを自分のおしりにあてて、水を噴射することで自分のおしりを綺麗にすることができるのである。なんとも日本人からすれば驚きのシステムである。

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バスルームでの盲点!

タイの宿泊先ではシャワーを利用する際に注意しておくべきことがある。それはまずシャワールームと便器の距離間が最適かどうかである。シャワールームと便器の距離が近すぎると便座やその周辺が水でびしょ濡れになってしまう。大体600〜2000円ほどのホテルやゲストハウスではこの距離がものすごく近くなっている。おそらく部屋の面積が狭いほどそうした傾向になってしまうのだろう。さらには、便器周辺とシャワーを浴びるエリアとの間に段差があるかどうかも重要なポイントになってくる。こけたりしなければ特に問題はないだろうが、私のようにメガネを外してシャワーを浴びる人種はとても危険である。段差に引っかかり裸でこけてしまおうものなら、無防備で石畳の上に叩きつけられるのと変わりないのである。単純に痛いのである。それだけは避けたい。1泊の宿泊料金が2500円以上のホテルであれば段差があることがほとんどなのでその点では心配は不要になってくるであろう。とはいえ段差の有無をインターネット上のホテル紹介画像で確認するのは困難なため、こうした衛生事情に敏感な方は少し高めのホテルに泊まることをおすすめする。

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無料Wi-Fiの通信速度をチェック!

バンコクはタイの中でも都市部なので宿泊先でWi-Fiに困ることはほとんどないだろう。運営者自身がスムーズに通信できないと困るということもあってか、価格の安いゲストハウスでもWi-Fi環境は基本的に整っている。だが、通信速度は宿泊しているホテルやゲストハウスのランクである程度比例している。稀に1泊2000円クラスのホテルでも4Gや5Gが通っていることがあるため、事前の下調べが肝心である。また、スターバックスやマクドナルドには必ず無料Wi-Fiが設けられており、都市部の大型ショッピングモールやカフェでもほとんど解放されている。うまく旅の途中で活用していこう。

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必ず確認すべきアメニティ!

①トイレットペーパー

②バスタオル

③シャンプー

④ボディーソープ

⑤歯ブラシ

以上の5点は宿泊先で事前に確認しておくべきアメニティであろう。もちろん私が最初に宿泊した300円の宿には上記の5点物はひとつもなかった(泣)

1泊1000円以下の格安ゲストハウスの場合だとトイレットペーパーがないことが普通にあるので注意しよう。次にバスタオルだが、ゲストハウスの場合はオプションになっているケースがある。100円ほどで借りることができるが、最初からホテルを予約しておいたほうが無難だろう。基本的にホテルであればフェイスタオルはなくてもバスタオルは用意されている。また、シャンプーとボディソープに関しても、同じくゲストハウスに用意されていないことがあるので注意が必要である。逆にホテルであればミドルクラスの宿でもコンディショナーまで完備されていることが多い。最後に歯ブラシだが、これは三ツ星以上のホテルでないとアメニティには含まれていないことがほとんどである。とは言ってもバンコクの三ツ星ホテルは1泊3000円ほどで見つけることもできる。快適かつ身軽に場所を転々としたい人ほど少し高めのホテルで過ごしたほうが実はいいかもしれない。まぁ、なんにせよ「オン」と「オフ」の切り替えをしっかりとするためにもアメニティのチェックは事前に済ませておくことが大切である。

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ホテルでのお預かり金!?

タイでは多くのホテルでお預かり金制度が浸透している。お預かり金は現地ではデポジットと呼ばれ、まずチェックインの際に600〜3000円ほどのお預かり金を請求される。そして無事に滞在し終えた後のチェックアウト時に全額返金されるという仕組みである。日本ではあまり馴染みのない制度だが、治安がそれほど良くない東南アジア地域ではこれが普通なのである。いや、東南アジアだけでなく日本以外は大体デポジット制度をとっているところが多い気がする。ちなみにホテルによってデポジットの価格は上下するが、1泊10000円以下の場合は高くても4000円ほどである。だが1泊2500円のホテルで3000円のデポジットを請求される時もあれば、1泊2000円のホテルでたったの600円ということもあるので、実際は宿泊先によりけりになってくる。ゲストハウスの場合は平均的に宿泊料金が安いため、そもそもデポジットは無いというケースがほとんどだ。とはいえ少量の額を請求される場合もあるので、低予算の旅でもお金には余裕を持って行動したいものだ。いずれにせよ、所持金がギリギリの状態で宿泊先に向かうという事態はなるべく避けることをおすすめする。

エアコン設備が整っている=快適な旅となる!

日本よりも赤道に近いタイでは年間を通して温暖な気候が続く。首都バンコクでは7月から8月にかけてが雨季に該当するが、1日中雨が振り続けるということは滅多にない。またスコールが突然やってきて突然過ぎ去る。天気がとめどなく変化していくタイでは、いつ訪れるにしても暑さ&湿気対策はしておくべきだろう。ホテルの場合だとロビーや廊下などは冷房が効いており快適な温度であることが普通だが、ゲストハウスだとそのような対応は全くない。そのためゲストハウスに泊まる場合は必ずエアコン設備のある部屋を選ぶべきだろう。もちろんエアコンがなくても普通に過ごすことはできるが、汗をかいた状態で寝ると、衛生面のことも考えて、肌荒れやかゆみに繋がる可能性は大である。そんな状態ではせっかくの旅行も台無しになってしまうので、利用するべきサービスは確実に押さえておくのが無難である。

宿泊料金の目安は!?

これに関しては、旅の目的やその人の過ごし方次第…ということになってくるが、タイでの生活を快適に過ごしたいという人は無難にミドルクラス以上のホテルを選ぶことをおすすめする。どうしてもお金が無い人やゲストハウスならではの交流・雰囲気を味わいたいというバックパッカーの方々には、最低限のアメニティや設備が整った宿をおすすめする。ある程度予算に余裕がありフットワーク軽めなタイ旅行を楽しみたいという方は2500~6000円のホテルがいいだろう。ホテルの宿泊料金に比例してアメニティや無料で利用できる設備のクオリティも上がってくることは間違いない。日本では味わえない上質な体験を、いつもより安い価格で体験してみるのもバンコクの新しい楽しみ方かもしれない。広々としたジムやプール、アロマの石鹸や瓶に入った水、種類が豊富でボリュームの多い朝食付きなどホテルのランクによってサービスの幅は様々になってくるのが正直なところである。

【番外編】「JF」ジョイナーフィーに要注意!

ネットなどでは「JF」と表記されているジョイナーフィー。これは自分が滞在しているホテルにパートナーを連れ込む際に発生する追加料金のことである。ここでいうパートナーとは現地で仲良くなった人のことを指すが、大抵の場合は男性がワンナイトを共にする女性のことを意味する。バンコクではその場でお持ち帰りができるゴーゴーバーや風俗マッサージ店が各所にあるため、こうした制度がどこの宿でも常態化しているのである。安くて600円から高くて6000円ほどのジョイナーフィーを請求するホテルもあるので、誰かを連れ込む際には事前に確認しておくことが重要である。また、風俗街の近くにはジョイナーフィー無料の宿がいくつかあるので、そういう楽しみ方をする方にはそちらを利用したほうが無難かもしれない。

まとめ

いかがだっただろうか。タイのホテルでは1泊2500円程度で日本と同レベルの衛生度を確保することができる。かなり安い!お得である!下をみればさらに安い宿は腐るほどある。しかしながら、ホテルは体を休める場所。体を休めて健康を取り戻す場所。そして健康があってこその旅行。どこに重きを置くか次第だが、「健康」を第一に考えて各々に見合った値段のホテルを探すべきだろう。これからタイへ旅立つ方々へ少しでもこの記事が参考になったのであれば、これ幸いである。ではでは良き旅を!コーハイ ペン ワンティー ディー!

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では話を戻そうではないか。 

タイのバンコクでいきなり300円損した私。この先が思いやられる…。

とりあえず今後は一泊1000円のホテルに宿泊。

うん。お湯出る。うん。蚊もいない。ここにしよう。

と、寝泊まる場所を確保して、お腹が空いたのでいざ屋台街へ!!

 

す…すげーー!!

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さすがバックパッカーの聖地・カオサン通り。

屋台はあらゆる人種で賑わっていた。

とにかくタイにいる間は毎食屋台で食べた。

トムヤンクン、ガイヤーン、パッタイ、ガパオライス、カオマンガイ、タイ式カレー、マンゴーココナッツミルク…

どの店に行っても美味!そして安い。大体30円~100円くらいで満足に食べられる。

このバックパッカーの旅で周ったどの国よりもタイの食事は最高に満足だった記憶がある。

トゥクトゥクもかっこいいし、そこら中でバイクタクシーも稼動していた。

少しずつだがタイという国が気に入りだした。

 

そんな折、私はひとりの男と出会うのだが…

そこから私のタイ旅行が狂っていくとは…この時、誰も知る由もなかった。

 

次回、謎の男との出会い…そしてその男に連れられナナオが目にしたものは…次回、タイの黒歴史が明らかになる。乞うご期待!!

 

To Be Continued・・・