看護師キムショー旅行記 ~放浪記から派生する役立ち情報~

看護師キムショーが自身のバックパカー旅行から学んだ役立つ知識や看護師として培ってきた役立つ知識をマルっといろいろな視点からお届けしていくブログです。どうぞ宜しくお願いします。

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メモリアルロマン飛行34~魅惑のラグジュアリースポット&秘密の花園編~ 【付録】タイの夜事情についてほんの少しだけ解説!

どうも。救急ER看護師キムショーです。

 今日もメモリアルロマン飛行の続き…

タイに腰をおろしたキムショー。

そこで運命の出会いを果たすことになるのだが…

その運命や如何に。ではどうぞ。

   

タイに着いて3日が経とうとしていた。

この3日間で行ったところは、

・ワット・ポー

・ワット・プラケオ

・ワット・アルン

・セントラルワールドプラザ

・キックボクシングの試合

まったりと一人で周遊しながら楽しんでいた。

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珍しくこっちに来てから日本人とも知り合わず、久しぶりに一人でいろいろなところを好き勝手に周った。

途中シルクを売りつけてくるおばさんに出会ったが、私もそろそろ旅慣れしてきて、何が正しくて何が悪いことなのか、なんとなく勘で分かってきた。

「このままずっとタイにいてもいいかもしれない。タイおもろい。」

なんてことを思いながら、今日も昼からタイ料理を満喫。

私がパッタイを美味しく食していたら…

ものすごく風貌の怪しい一人の男が私に話しかけてきた。

こいつも怪しい…。

私の勘がそう言ってる…。

男「もしかして日本人?」

30代男性。

髪や髭は伸び放題。

服もボロボロのTシャツにハーパン、サンダルと、いかにも…って感じの怪しげなやつ。

私「はい。そうですが…。」

そしてその男は私の隣の椅子に座りこんできて、頼んでもないのに勝手にベラベラしゃべってきたから、私も一応の礼儀として話を聞くだけ聞いてみた。

素性はこうだ。

彼は日本人。

名前は田辺さん。

32歳。

早稲田大学経済学部卒業後に商社マンとしてエリート街道まっしぐらだったらしいのだが、30歳のときに、働く意味がわからなくなってきたらしい。

そんな折、たまたま行ったタイ旅行にハマってしまい、今では会社をやめてタイに住みついているという。

…怪しい。

直感的に「この人ヤバそう」と私は感じていたので、今どこに住んでいるのか、どこで働いているのか…などの質問は敢えてしなかった。この人と深い関係になるのはヤバい…たぶん…いや、きっと。

ただ、話してるぶんには良い人そうだ。

タイの情勢、タイのおもしろ情報、カオサン通りの人気店、タイの歴史、タイでの生き方、タイで使える言葉…いろいろ有力情報を教えてくれた。

そして話は盛り上がり、田辺さんの提案で「今晩、良いところを案内するから行こう!」ってな感じに。

どうやら彼は私を“良いところ”に連れていきたいらしい。

内心では「ヤバい…」と感じながらも、その反面“良いところ”に案内してもらいたい気持ちもあり…その晩、私は田辺さんと行動を供にすることにした。

 

そして夜になる。

連れて行ってもらったのは『ナナ』という歓楽街。

私はタイの情報を何も知らなかった。

もちろん『ナナ』がどういったところなのかも。

 

とりあえず道も分からないから田辺さんについていく。

すると…なんだか怪しげなBARに着いてしまった。

「ここが最高なんだよ。ゴーゴーバー!知ってる?」

ゴーゴーバー?聞いたことはある。確か…地球の歩き方に記載されていたような…。当時はパッポンが有名だったが…ナナはノーマークだった。ゴーゴーバー…ゴーゴーバー…

(そう。それはなんと言うか…気になる人は調べてください。まぁ女の子がいる場所です。)

BARに入ると私は衝撃を受けた!

20人くらいの女性が舞台の上でほぼ裸で列を成して妖艶に踊っているではないか。なんか知らんけど番号札引っさげて。

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とりあえず田辺さんはシンハーを頼む。

私はお酒を飲めないのでコーラを頼む。

私たちは後ろのほうの席に座ったのだが、前の席には白人が酔っ払って踊っている女性に向かってヤンヤ何かを叫びながらテーブルを叩いている…。

夜のタイ(ナナ)…怖い…

10分くらい経った頃だろうか…

田辺さんがふいに「決めた。」と言って、12番の女の子を選んで?なんか、どっかに消えてった。

 

へ?へ?

私は呆然と椅子に座ったまま、田辺さんと12番の女の子が消えていくのをただただ眺めることしかできなかった。

 

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ということで、今日は男性必見。タイの夜遊び編ということで、タイの夜事情を少しだけと書いていこうと思う。しかしながら男の夜遊びに対して、世間の風(特に女子から)は厳しい批判の目を向けることもあるが、旅先でのお楽しみとしてある程度は見逃してほしいものである(汗)こういう場がある以上は男としては、やはり行ってみたくなるものなのだ。そういう好奇心旺盛の男性でこれからタイへ旅立とうとしている方々にとって少しでもこの記事が参考になれば、これ幸いである。タイでこそ味わえるピンク感と刺激たち。できるだけ安全に夜遊びを楽しんでほしい。それではどうぞ、ご覧あれ。

ゴーゴーバーへ行こう!

ゴーゴーバーはタイを中心としたBARである。現在進行形で大人気の夜遊びスポットである。バーなのでお酒をもちろん飲ませてくれるが、目当てはもちろんキレイな半裸のお姉さんたちになってくる。

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ここで誤解してはいけないのは、タイの彼女たちは、日本のキャバレーやクラブのようにソファで寄り添って座ってお酒を作ったり話し相手になるのではない。男たちが席を取るカウンターの上から天井に向けて備え付けられた棒につかまり、からまりながら、いろいろな角度からサービスショットを見せてくれるのだ。私も初めて行った時は本当に衝撃を受けた。原則としては「お触りは厳禁」である。これは「お触りは別料金」という意味でもあるのだ。ただし、チップや指名制度などで目の前で踊るお姉さんをカウンターからおろして自分の隣に座らせることは可能である。目指す店があるなら、まっすぐに向かってもいいのだが、ゴーゴーバーは何件か軒を並べるようにして営業しているため、通りやエリアには客引きのお姉さんとおじさんが大量にうろついている(汗)気に入った客引きのお姉さんから条件をよく聞いて同伴入店という方法もあるが、店先での口約束で聞かされる料金システムはあまりあてにならないので注意が必要である!ぼったくりに遭わないためには、安心明朗会計の店をあらかじめ調べておくのが無難だろう。あとは「行ってきたけどよかったぞ!」という体験者についていくのもいい手かもしれない。とにかくぼったくりにだけは気をつけよう!

クラブへ行こう!

日本のクラブは大きく分けて2種類あり、ひとつはちょっと高級なキャバレー。もうひとつは音楽とお酒と踊りを楽しむ店になる。海外のクラブの場合もやはり2種類。ひとつは日系の高級クラブ。もうひとつはガンガンと音楽が流れ、男女が大勢出入りするクラブである。前者であれば、日本で接待に使うような空間が広がっている。楽しくないとは言わないが、タイでの夜遊びのイメージとしてぴったりかというと少し疑問だろう。やはり向かうは後者のクラブ一択。

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派手な音楽、派手な内装やライト、そして出入りする人たちの服装もド派手。みんな気楽な感覚で飲んだり踊ったりを楽しみながら「出会い」を求めていることも多いので、女子のグループを見かけたら声をかけてみよう。話が合いそうなら、1杯ドリンクをおごって席に混ざれば、1人旅や男仲間との旅であっても、その夜は男女混合チームのできあがりである。盛り上がり方次第では、次の店やその夜の過ごし方、そして翌日以降の約束にも繋がっていく可能性あり。ある意味では健全な出会いの場である。普段日本ではクラブに立ち寄らない人でも、せっかくタイに来たということで、外国人ノリで見学に行くだけでも社会勉強になるかも!?実際に私もそっちよりの人間なので(笑)

カラオケにも行ってみよう!

日本のカラオケと思って軽い気持ちで歌いに行こうと思ったら痛い目に遭う。それがタイのカラオケである。というのも、なぜかタイのカラオケショップに行けば、キレイなお姉さんたちがたくさんいるではないか!?とりあえずレースクイーンのような姿のお姉さんたちのグループがたむろしている店の前を通りかかると、あっという間に囲まれて「カラオケしようよ、シャッチョーさん」と声を掛けられまくる(汗)そう、タイのカラオケ=キャバクラ感覚なのだ(笑)しかしながら、キレイな現地のお姉さんが日本語のカラオケを一生懸命歌う姿はなかなかかわいいものである。ついつい鼻の下が伸びてしまう。というのも、女子たちはピッタリと寄り添って一緒に歌ってくれるだけでなく、交渉次第で店から食事などに連れ出して疑似恋愛も楽しめる仕組みになっているのだ。旅先の夜を寂しく過ごしたくない男性には、タイのカラオケは明るく温かく迎えてくれる貴重な存在かもしれない!?

マッサージにチャレンジしてみよう!

マッサージ…日本でもそうだが、マッサージと書かれた看板だけではその実態をつかむことは大学のセンター試験より難しい問題かもしれない。足裏マッサージとあれば、おそらくは激痛をともなう健康的なマッサージだろう。タイマッサージとあれば、こちらもまた負けないくらい全身がバラバラになるような激しいマッサージのはず。ところが、どう間違えたのか、タイレディが丁寧にマッサージしてくれるサロンもタイマッサージと看板を出しているのだ。男として多少の期待を胸に膨らませマッサージを受けるのなら、足裏マッサージは避け、店中の様子を確認してからにしよう。また、客引きの身なりが、若く露出の多いお姉さんだとついつい期待してしまうかもしれないが、そうやって高い料金で呼び込んでおいて、軽い肩もみ程度で終わってしまうこともある。ズルい!騙された!と思ってもタイ語で突っ込めないところがスケベ心の悲しい嵯峨。そうならないためにも、希望のマッサージを受けたいのであれば、ホテルのスタッフや男性の客引きにあたってみるほうが妥当なのかもしれない。可能な限り正しい情報を得てマッサージへ繰り出そう!

タイの夜事情のまとめ!

いかがだっただろうか。他にもタイの夜遊びはたくさんあるかもしれないが、やはりタイと言えばゴーゴーバーであろう。是非、ゴーゴーバーの通りだけでも歩いてみて雰囲気を楽しんでもらいたいと思う。そこは異色の世界なのだから。ただし!夜遊びも度を越えると批判を受けるだけでなく身の危険に繋がってくる。病気などに対する注意だけでなく、ぼったくりや美人局といった犯罪に巻き込まれることも…。男性の嵯峨であるスケベ心を持ちつつも、それなりに冷静に対処し、安全性を見極められる目を持って遊ぼう。世の中の男性諸君!タイの夜…健闘を祈る!

   

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では話を戻そうではないか。

 

私は呆然と椅子に座ったまま、田辺さんと12番の女の子が消えていくのをただただ眺めることしかできなかった。

その後…何分経っても田辺さんは帰ってこない。

白人は相変わらず酔っ払って裸の踊り子たちに向かって何かを叫んでいる。

1時間が経過しても景色は変わらず…私はただただコーラを飲みながら、舞台に立っている踊り子たちを眺めることしかできなかった。

すると店員が「ドリンクOK?」と聞いてきたので、私は「いらない。」と応えた。すると店員が「女の子は何番にする?」と聞いてきた。

薄々気づいてはいたが…そういうお店なのね、ナナ。

私は手持ちのお金もないし、田辺さんのことは放っておいて店を出ることに。

ガランガラン

…ん?ここ、どこ?

当然のことながら、私はナナという街をノーチェックだったため、右も左もわからない。

とりあえず途方に暮れた私はちょっと賑わっているカフェみたいなところに入る。

私としては、スタバ的な感じで入ったつもりだったのだが…

なぜかそこはちょっとしたクラブミュージックが掛かっていた。

てか…ここ、クラブかいっ!

はい、ミュージックスタート!

ってな感じで店がガヤガヤし始めた。

まぁいいや。

とりあえずコーラ一杯飲んだらタクシーで帰ろう。

と、一人で打ちひしがれていると…

なんと!!!

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超絶美人が私に話しかけてきた。

「日本人ですか?よかったら話しませんか?」

なんというラッキー。ナナ。おーナナよ。ナナに来て良かったよ。

こんな美人に逆ナンされるとは!

ありがとう田辺さん!

当時23歳だった私は、もうニヤケが止まらなかった。

だってすっごく美人だったんだもん。

そして私はそのまま美人と二人きりで話し込む。

彼女は日本に興味があるみたいで、ゆくゆく日本に行くために、現在日本語を必死に勉強しているらしい。それなりに日本語も堪能であり、その上、会話がおもしろい。そして何より純粋である。もう…恋に落ちそう。

 

彼女と何時間話しただろうか…

ゆうに3時間は経ったのではないだろうか。

お酒もいい感じで入った頃(私はコーラだったが…)、その美人がふと

「ちょっとこっちにおいでよ。私の秘密の場所があるから…」

と、私を渡り廊下?狭い階段?的なところに誘ってきた。

シーン…

とにかくそこは真っ暗闇で…

何も見えなかったことだけは覚えている…

そしてそれがまたさらに私をドキドキさせる…

 

ん?これはまたしても予期せぬ展開!?

え?え?こんなところで!?

 

なんて思ったコンマ0.2秒後…

彼女が私の手をつかんできた。

そしてすかさず私の手を彼女の股間へ導く…

 

お…おいっ!待て!待ってくれ!!!

そんな…強引な…まずは…順序を…

 

ん?

へ?

 

さらに予期せぬ展開…

 

ついてる。

何かついてる。

確実についてる。

棒が。

長い棒的なやつが。

 

ひ…ひ…ひぃぃーーーぃぃいいいいいいい!!!

 

その後のことはあまり覚えてない。そして語りたくない。

とにかく私は暗闇の渡り廊下を必死に駆け抜けた。

後ろを一切振り向かずに、ただひたすら走り抜けた。

そして一目散にタクシーに乗ってホテルへと向かった。

 

本当に記憶にあまりないのだが…

確かに、あったのだ。

触れたのだ。

あれが。

 

夜のタイ…怖すぎる。

その晩、私が布団を頭からかぶってガクガクブルブルに震えていたことは言うまでもない。

 

 

 To Be Continued・・・

    

次回…バンコクが怖くなった私は南へと逃げる。そう、タイの楽園!いざプーケットヘ!!そしてまたしても起こり続ける不可解な事件…謎の女との出会い…タイ人同士の喧嘩…そこに巻き込まれるキムショー…乞うご期待!!