看護師キムショー旅行記 ~放浪記から派生する役立ち情報~

看護師キムショーが自身のバックパカー旅行から学んだ役立つ知識や看護師として培ってきた役立つ知識をマルっといろいろな視点からお届けしていくブログです。どうぞ宜しくお願いします。

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メモリアルロマン飛行20~賭博黙示録きむしょー編~ 【付録】フランクフルトという国!

どうも。救急ER看護師のキムショーです。 今日もメモリアルロマン飛行の続き。フランクフルト編、続きをどうぞ!

 

 

フランクフルトのユースホステル到着

「キミ、バックパッカー?」

ユースホステルのロビーに座り、フランクフルトの観光本を読んでいたら、唐突に後ろから声掛けられた。

名前はジョン。年齢は私と同じくらいか…

アメリカ人でこいつもドイツを旅しているらしい。

なんとも慣れ慣れしいやつだったが、話してると、なかなかおもしろい青年だった。

どうやら彼は宇多田ひかると友達らしいのだ。

私は奇跡の連鎖で

「宇多田ひかると仲良くなれるかもしれない」

というめでたい妄想を勝手に膨らませながら、彼と共に行動することにした。

しかしそれが、間違いの発端だったとは…そのとき知る由もなかった。

 

「ビール街に行こうぜ!」

ジョンにそう誘われて、私は連れられるがままに彼に連れて行かれた。

フランクフルトのビール街…

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おぉ。なかなかいいところではないか!

道行く道にBARが並び、人という人が気さくで楽しいやつらばかりだった。

そこで仲良くなったドイツ人達とジョンと私で、その晩は語り合った。

 

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ということで、今日はフランクフルトという街についてツラツラ綴っていこうと思う。フランクフルトは本当に人が良い!とつくづく感じた私だが、それはじかにこの街に足を運ばなければ感じとることができない事実なのである。だからこそ是非行ってほしい街のひとつでもある。これからフランクフルトへ旅行に行こうと考えている人たちにとって少しでも役に立つ情報をお届けできたらこれ幸いである。ではご覧あれ!どうぞ!

フランクフルトとは!

フランクフルトはマイン川沿いにある中央ドイツの都市である。実は正式名称はもう少し長く、フランクフルト・アム・マイン(Frankfurt am Main)というのだ。

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人口72万人を超える大きな都市で、ドイツ全体でもベルリン、ハンブルク、ミュンヘン、ケルンに次ぐ第5の都市である。てか…ドイツって大きい街が多いのな…。

ちなみに中世以来フランクフルトはドイツの中心都市の1つとなった。1806年までは神聖ローマ皇帝の選挙が行われる会議が開かれたりなど歴史的な行事も多く行われていたのだ。そのため歴史的建造物も多く存在し、今でも人気の観光スポットとして残っているのである。

中世とは異なり、現在はフランクフルトは国際金融の中心になっている。欧州中央銀行など多くの金融機関本社があることから、近代的な高層ビルも立ち並んでいるのだ。

つまりフランクフルトは観光でも金融でも世界で有名な都市の1つなのである。そのため、二面性のある興味深い街並みを見ることができるお得な街なのである。

フランクフルトの気候は?服装はどうすればいい?

日本と同じく四季がある。また、ドイツの中でも過ごしやすい地方である。一年を通して湿気が少ないのも特徴である。夏は短く、それほど暑くはならない。冬は長く、曇った寒い日が多いが、降雪は少ない。そんな感じである。

また、服装に関してだが、基本的に東京の同時期とほぼ同じ服装と考えて良いであろう。ただし夏は比較的涼しく感じることもあるので羽織るものがあると便利である。冬は厚手のコートなど防寒対策が必須であろう。

フランクフルトのその他の情報!

宗教はキリスト教、イスラム教、ユダヤ教などになってくる。時差としては日本より8時間の遅れ。ただしサマータイムは7時間の差となる。通貨はユーロ。チップは基本的に必要である。レストランでは会計の10%ほどサービス料に含まれているので不要だが、ホテルのポーターに荷物を運んでもらったときやルームサービスを頼むときは1ユーロほど渡そう。ちなみにカードの流通度は高い。ほとんどのレストランで使用可能だろう。交通機関は地下鉄をはじめ、トラム(路面電車)、バス、タクシーがある。観光には地下鉄が適しているであろう。Wi-Fiの普及度は高く、街中には多くのWi-Fiスポットがある。空港やホテル、飲食店などでWi-Fiが提供されており、その多くが無料で利用可能。マナーや習慣に関しては、挨拶やお礼を積極的に交す文化がある。店に出入りするときは何も買わなくても店員にあいさつしよう。ぶつかってしまった時もしっかり謝ることが大切である。あいさつをしないと無礼な人と思われてしまうのだ。そして、食事のときはみだらに音をたてないのが基本。麺類やスープであろうとすすってしまうとマナー違反になってしまうので注意が必要である。また、政治や戦争に関して軽率な発言は控えよう。とくにナチスに関連する話題やジェスチャーはタブー中のタブー!最悪逮捕される可能性があるので絶対にしないようにしよう!

フランクフルトの見所は?

フランクフルト大聖堂

フランクフルト旧市街地で堂々とそびえ立つゴシック風の塔建物、それがフランクフルトの大聖堂である。塔の頂上にある展望台からはフランクフルト旧市街地の絶景を見渡すことができる。ただ頂上まで行くには高さ95メートル、階段328段を登らなければならない(汗)もちろん登るだけの価値はあるが!(頂上まで上れるのは4月-10月の期間限定)また、毎週第一土曜日には、無料でパイプオルガンの演奏を聴くこともできる。フランクフルトの文化を全身で感じたい方はぜひ立ち寄ってみてはいかがかな?場所はレーマー広場の東側、高い建物でもあることから見つけるのは簡単だ!

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レーマー広場

フランクフルトの雰囲気を知るのに最も適しているのがこのレーマー広場ではないだろうか?広場周辺にはカフェやレストランなどフランクフルトならではの街が広がっている。まるで絵本の中から出てきたかのような建物たちはとっても可愛らしい。ライトアップされた夜景はとても綺麗で広場を見たら思わず子供のようにポカーンと口を開けてしまうだろう!そしてレーマー広場といったら伝統的なクリスマスマーケットがある。クリスマスにフランクフルトへ訪れる方々は是非立ち寄ろう!

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パウルス教会

ドイツの歴史を語る上では欠かせない場所がパウルス教会である。1833年に建てられた歴史ある教会であり、1848年の第1回フランクフルト国民会議が開かれたことでも有名だ。他にもドイツ国憲法の協議が行われていたりということもあり、とても重厚な造りになっている。

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クラインマルクトハレ

観光客だけでなくフランクフルトに住む地元の人からも愛される市場、それがこのクラインマルクトハレである。新鮮な野菜から果物、肉から野菜、1個100円もしないパンなどとにかくフランクフルトの「美味しい」が集まっている。そのため、地元の人だけでなく飲食店の人が仕入れに来たりもするのだ!

ソーセージやチーズなどドイツならではの食材も手に入るうえに、なんと2Fでは美味しいワインが飲める!買ったものをおつまみにお酒を飲んでいる人もたくさんいたりする(笑)気軽にドイツの味に触れ合えるあたたかい場所なのだ!

マインタワー

地上200メートルの展望台からフランクフルトの絶景を見渡すことができる超高層タワー、それがマインタワーである。フランクフルトの中心に位置し、フランクフルトが持つ近代的な一面のシンボル的存在。青いガラスで作られたロビーでは、現代アートを楽しむこともできる。また、デートスポットには最適!屋外展望デッキの下にはレストランがあり、食事をしながらフランクフルトの夜景を楽しむことができるのだ。冬季は閉館時間が2時間早まるので要注意!

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まとめ

いかがだったであろうか?フランクフルトは新旧合併している街。一度で二度楽しめるのだ。それでいて人がいい。本当に好きになる。私もチャンスがあればもう一度訪れたい街である。これからフランクフルトに旅行に行く予定の方々に少しでも役に立ったのならこれ幸いである。しかし私が挙げた以上にまだみどころは沢山あるので是非、探してみてほしい。それではフランクフルトへ良き旅を!アデュー

 

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ただ残念だったのは、私が極度のゲコだということ。

私は昔からアルコールを体に入れると、

手が痺れ…

耳が聞こえなくなり…

テンションは落ちていく一方…

終いには世界中の人々にムカついてくるという、どうしようもない反アルコール体質なのであった。

なのでドイツビールは我慢して、コーラで一夜を明かした。

が、皆、そんなことはお構いなしに楽しいやつらばかりだったので、ワイワイにぎわやかに朝まで馬鹿騒ぎしたのだった。

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最高。

ドイツ最高。

このままドイツに住みついてやろうかな。

なんて思っていた次の日の夜。

またもやジョンとビール街にて飲みいくことに。

この日もワイワイガヤガヤ楽しむ私達であった。

そして皆、良い感じで酔いが回ってきた頃、

「カードゲームをやろうぜ!」

ジョンが皆に持ち掛けた。

もちろん陽気に飲んでいた全員が全員そのカードゲームに乗ることに。

全員が全員ノリノリで始まったカードゲーム…

前半戦はジョンの一人負け!

ジョンはずっと負け続けていた。

「こいつ、自分で話持ち出しといてめちゃめちゃ弱いな…大丈夫か?(笑)」

と、アザケ笑っていた私がバカだった。

嵐の後半戦スタート。

ジョンが「ここからはビールを賭けてカードゲームやろうぜ!」と言った先からジョンは限りなく一人で勝ち続けた。

そしてなぜか私が負け続るハメに。


こ…このイカサマ野郎め!

ドイツの優しさにハマリ、ドイツの性悪さで目が覚めた私は、次の日にフランクフルトを発つことを決めた。そう…賭けに負けまくってフランクフルトに滞在するお金がなくなったのだ(泣)

もちろんジョンとは握手をして笑顔でサヨナラを交わした。

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騙されてようが騙されてなかろうが、楽しい夜だったことに違いなかったのだから。

今度ひかるちゃん紹介しろよ、ジョン!

 

そして私は待ちに待ったノイシュヴァンシュタイン城がそびえたつフュッセンへと向かうのだった。

 

しかしフュッセンにて…

これまた恐ろしい事件に遭遇することになるのだが…

それはまた、別のお話…

 

 

To Be Continued・・・