どうも。救急ER看護師をやっておりますキムショーです。
今日もメモリアルロマン飛行の続き。パリへ突入した私に早々に降りかかってくる事件たち…パリって怖いね。それでは続・待望のパリ編、どうぞ!
今、一番手にしたい力⇒フランス語学力
フランスでは私の言葉は全く通じなかった。
すごく孤独だ。
言葉が通じない世界がこんなに孤独だなんて思わなかった。
うぅ。
私は孤独というプレッシャーに負けそうで、
人通りの多いシャンゼリーゼ通りをただただもぬけの殻のように歩いていた。
そしたら背後から忍び寄る影。
「お兄さん」
おぉ。久しぶりの日本語。そして日本人!
振り向いてみると、
そこには頭のてっぺんから足のつま先までブランド品に身を包んだイケメン君が立っていた。
彼は一体、私に何の用があるのだろうか。
続きは後半へ持ち越し。
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ということで日本人にも人気のパリ!これは必見!パリ情報を欲しい方はたくさんいるのでは?とはいえ、最近はパリでも物騒な事件がたくさん起こっているのでそのへんは警戒しながらしっかり観光を楽しんでほしい。まぁ、そんな御託は置いておいて、これからパリ観光を目論んでいる皆様へ、この記事がお役に立てればこれ幸いである。つらつらと私の知っているパリ情報を綴っていくので是非ご覧あれ!
パリの観光事情について!
パリのおすすめ観光シーズンと気候は?
日本人に旅行先として人気のパリ。パリを観光するのなら夏がベストシーズンだ。晴れた日が多く爽やかな季節で、半そでで快適に過ごすことができるからだ。8月下旬頃にはセールも行われるので、ショッピング目的の人にもおすすめである。ちなみに冬は、気候的に寒さが厳しいが…クリスマスシーズンには、セーヌ川のほとりでイルミネーションなどが行われ、それはそれで人気がある。つまりは年中人気があるのだ。それがパリなのだ。
パリの主要観光エリアとその特徴!
フランス北部に位置しているパリは、セーヌ川を境にして、北側の右岸エリアと、南側の左岸エリアにわかれる。右岸エリアには、ルーブル美術館やシャンゼリーゼ大通り、凱旋門などがある。左岸エリアには、サンジェルマン・デ・プレやカルチェ・ラタン、エッフェル塔などがある。左岸エリアは、おしゃれな雰囲気のカフェなども多くある。
パリの有名なお祭りやイベントは?
パリのお祭りと言えば、フランス共和国の成立を祝う「パリ祭」である。これは7月14日に行われるお祭りで、凱旋門、シャンゼリーゼ通り、コンコルド広場などで軍事パレードがおこなわれ、エッフェル塔で盛大な花火が打ちあがり、一日中華やかなお祭りムードが街中に漂う。快活な音楽に乗せて打ちあがるパリの花火は、日本の花火とはまた違った美しさがあるから必見である。
パリの名物・名産品はこれ!
パリの郷土料理やご当地グルメといえば!
美食の街、パリ。フランス料理やフランス菓子などで知られ、街のちょっとしたビストロなどでもおいしい食事を楽しめる。そんなフランスを訪れたらぜひ味わっておきたいのが、パリっ子がこよなく愛するチーズ「ブリーチーズ」や「ステーク・フリット」と言われるフライドポテト添えのステーキ。どちらも街中のカフェなどで味わえるので気軽に楽しんでみることをおすすめする。
パリ人気のお土産はこれ!
おしゃれな街・パリのお土産は、パリらしい雑貨やお菓子などが人気である。特に女子におすすめなのは、フランスらしい香り付けされたフレーバーティー。薔薇や桜などの花弁、オレンジピール、アーモンドなどが紅茶に混ざっており、見た目にも美しく、女性は喜ぶのではなかろうか。人気のメーカーは、マリアージュ・フレール、ダマン・フレールがある。男性からしたらなんのこっちゃかもしれないが、有名なのである。ちなみに男性にはワインなどいかがだろうか。
パリ観光の注意点!
パリの通信環境はどうなの?無料Wi-Fiは使えるの?と気になる方もいると思うが、早くからWi-Fiが普及しているパリでは、スピードも速く、ネット環境が整っており、旅行中でも快適にインターネットを使用できる環境になっている。空港やホテルはもちろんのこと、スターバックスなどのカフェやファストフード店、チェーンではないカフェやレストランなどでも無料Wi-Fiを利用できるところがほとんどである。しかし、無料Wi-Fiの中には利用できる時間が限られているものも多いので、気兼ねなく自由に使える海外Wi-Fiルーターをレンタルするのがおすすめだ。
パリの見所を紹介!
ルーヴル美術館
美術や芸術にあまり興味がない人でも、ほとんどの人がその名を聞いたことがあるであろう「ルーヴル美術館」。ロシアのエルミタージュ美術館やアメリカのメトロポリタン美術館と並んで、世界三大美術館に数えられる最大規模の美術館である。かの有名な「モナ・リザ」や「サモトラケのニケ」、ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」も展示されており、その所蔵品数は約38万点以上にも及ぶのだとか。パリを訪れたら是非足を運んでおきたい美術館であることに間違いはない。しかしそのぶん並ぶ並ぶ。私もかなり並んだ記憶がある。なので行くのなら事前の予約やパリ・ミュージアムパスの利用をおすすめする。ちなみに私はメトロポリタン美術館にも行ったことがあるが、正直に言う。断然、ルーヴル派だ。パリを訪れたら是非とも行ってほしい。
エッフェル塔
パリといえば…と、最初に思い浮かぶほど有名すぎる「エッフェル塔」。世界で一番有名な塔ともいえるエッフェル塔は、その姿を見ただけでパリに来たことを実感できる象徴的存在なのである。パリの街角やメトロの車窓からエッフェル塔の姿を見ると、確実にアゲアゲになってテンションマックス間違いなしである。ちなみにエッフェル塔は年中無休で営業しており、美術館や公共の交通機関などがストライキで休業になっていたとしても、たいてい営業してくれている。ある意味めちゃくちゃである。しかしながら旅人の強い味方でもある。登らずとも、セーヌ川のほとりから眺めるだけでも眺めよう。というより、パリに行けばどこからでもたいていは目に入るのだけど。
凱旋門
名曲「オー・シャンゼリーゼ」にもその名が使われるパリのメインストリート"シャンゼリーゼ通り"。その西端、シャルル・ド・ゴール広場に威風堂々と聳えるのが、かの有名な「凱旋門」である。正式名は「エトワール凱旋門」だが、単に凱旋門と言えば多くの場合この建物を指すほど、圧倒的な認知度を誇るパリのシンボルとなっている。正直に言う。私がパリに行って一番圧倒的だったのが凱旋門だった。そのくらい迫力があった。ちなみに凱旋門は、上に登ることも可能で、パリの街並みを一望できるのである。272段の階段を上った屋上展望台から見えるのは、“花の都”パリの全景。私も登ってみたが、圧巻だった。真っ直ぐに続くシャンゼリーゼ通り、そしてエッフェル塔やアンヴァリッド、名だたる観光名所の姿もはっきりと眺めることができ、パリ観光のスタート地点として訪れるのに最もおすすめの場所だ。
ノートルダム寺院
シテ島に建つパリ・カトリックの総本山「ノートルダム大聖堂」は、パリ屈指の観光名所。ノートルダム大聖堂が建てられた12~13世紀には、フランスでゴシック建築が花開いた時代でもあるのだ。ノートルダム大聖堂の建設後、この「二つの塔」を配したスタイルはゴシック様式の定番の形ともなったほどだ。優美なファサードや彫刻の数々は圧巻の一言。この風光明媚な観光名所は多くの観光客が訪れるパリの人気スポットの1つでもある。というより…私は感じた。バカである。もうバカすぎる。それほどまでに彫刻が細かい。命賭けてるなって思った記憶がある。キリストを信じる人も信じない人も、一度は観る価値がある建物だと思う。
モンマルトルの丘
パリで一番高い場所にあるモンマルトルの丘。パリの街を一望できる絶景スポットとして、観光客やパリ市民が集まり、いつも賑わっている。また、丘の上に建つ真っ白な気品溢れるサクレクール寺院は、パリ市内のいたるところから見えるランドマーク的存在でもある。丘の頂上まで行かなくても、振り返れば美しいパリの景色を見渡すことができるのだ。途中にある緑々生い茂った芝生にゴロンと寝転がり、パリ市民と一緒にくつろいでみるのもおすすめである。
オペラ座(オペラ・ガルニエ)
『オペラ座の怪人』の物語でも有名な「パリ・オペラ座」。パリのオペラ座は9区のガルニエ、12区のバスティーユの2つがあるのだが、歴史が古くパリのシンボル的な存在でもあるのは、9区のガルニエのほうになる。劇場内で必見なのは、「夢の花束」と言われる有名なシャガールの天井画と輝くクリスタルのシャンデリア。天井画は、有名なオペラ・バレエ作品、そしてパリの風景が描かれている。色鮮やかな天井画とシャンデリアは見応えたっぷりで凄い。劇場内の豪華さはまるで映画の中のようで、別世界にいるかのように感じられるかもしれない。おすすめのひとつである。
まとめ
いかがだっただろうか?私の知る限りのパリ情報を詰めてみたが…パリにはもっともっと魅力がたくさん詰まっていると思うので、いろいろ吟味して、行く季節や立ち寄る場所、購入するものを決めてみてはいかがかな?私はあまりにもフランス語が話せずに悪戦苦闘したパリだったが、「こんにちは」「ありがとう」など簡単なフランス語を習得してパリへ行くと、また世界も違ってくるかもしれない(笑)
まぁなんにせよ、これからパリに観光に訪れる方々のお役に立てたのならこれ幸いである。それでは…最高のパリ旅行になることを切に願っております!
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では話を戻そうではないか。
人通りの多いシャンゼリーゼ通りをただただもぬけの殻のように歩いていた私の背後から忍び寄る怪しい影。
「お兄さん」
振り向いてみると、頭のてっぺんから足のつま先までブランド品に身を包んだ日本人のイケメン君が立っていた。
「お兄さんにちょっと頼みたい事があるんだけどいいかな?」
…ん。
あ、怪しい。
こいつ怪しすぎるぞ。
「なんでしょうか?」
私は怪しすぎるイケメン君の話をひとまず聞いてみることに。
と、どうやらこういう事らしい…
シャンゼリーゼ通りにあるヴィトンの店に行ったら日本人ばかりうじゃうじゃ居るから、そこでこっそり日本人の買い物客に「この店より安くヴィトン売ってる所があるからついてきなよ」と声掛けて、そのイケメン君のところまで連れて来てほしい…とな。
おいおいおいーーー!!!
完全怪しすぎるだろ。
てか、私の身なりが同業者に見えたのか!?
そんなことなかろう!
こんなボロボロのTシャツ・短パン姿に身を包んだ私がヴィトンの店に入ること自体、ナンセンスだろ!
てか、捕まりたくないし!怪しすぎるしオマエ!
と、怒鳴ってやろうと思ったが、
久しぶりに日本語が聞けて嬉しかったので、ちょっと様子見で
「え?なんで私がそんなことしないといけないの?てか、ヴィトンのバッグ3個くれたら考えてもいいよ。」
と、半分ジョーク、半分本気で言ってみたら、
無言でそのイケメン君はどっかに行ってしまった。
…
ケッ!ケッ!ケッ!
ド阿呆がーーーー!!!
…
しかし…
シャンゼリーゼ通りのヴィトンって気になるな…
少し行ってみようかな。
ということで、いざヴィトン・シャンゼリーゼ通り店へ。
ほぉぉ。これがパリのヴィトンか。
と、店の中に入りきや…
おいおいおい!
9割が日本人だぜ!
な…何のためにわざわざパリにきてヴィトンを買いあさってやがる!
これが金持ちの成せる技か!
六本木とかでいいやん!
銀座とかでいいやん!
な…な…なぜパリへ!?
1人でそんな事をさい悩んでいたら…
「ヘイ!ユー!」
と、ガードマンっぽいムキムキのフランスおっさんに呼び出され、店からの退出を命じられた。
・身なりが汚い
・目つきが怪しい
・お金持ってなさそう
という3拍子が退出の理由らしい。
私は見事に3拍子兼ね揃えていたらしい。
あー、やだ。やだ。
もうこんなの、やだ。
うん。パリから離れよう。
パリ死ね!
私はパリが嫌いだ!
何が花の都だ!
何が芸術の都・パリだ!
侍をバカにしやがって!
貧乏人がこの街に入るには畏れ多いわ!
…なんて自分勝手にパリに対して劣等感と嫌悪感を抱いたまま、私はパリを跡にし、そのままロンドンへと流れるのであった。
しかし!
ロンドンではさらなる貧乏人に対する仕打ちが待ち受けていようとは…私はまだ知る由もなかった。
To Be Continued・・・